さて2日目は南港にある越井木材工業さんへ。
熱処理木材や木製サッシなどを取り扱われていて、セントテは木製サッシを使うことが多いので楽しみにしてました。
到着したら、そこはログハウス!!
木の建物に広いお庭。見るからに素敵な会社さんです。
そして研修に来た私たちのために社員さんたちは土曜日は休日というのにご出勤いただいてました。
ありがとうございました。
そのため工場は稼働しておらず、事前に作業風景を録画いただいていたビデオを見せていただきました。
それから、工場見学へ~
まずはサーモウッド。熱処理木材です。
通常、無垢材はそのまま屋外で使うと腐ったり反ったりします。
セントテではこれを防ぐため塗装をかけ、塗装が落ちてくると塗り直したりと手をかけてやります。
実は日本の気候だと木材中の水分は約15~20%あります。
そこでサーモウッド処理をすることで10%以下に抑えることができ、寸法の安定性を得られるそうです。
↓ サーモウッド処理後の木材。重さを比較するとやはり軽く感じました。
+αの付加価値あるこの作業。すごく丁寧に手をかけている作業に感じました。
さて、続いては土台や胴縁などを防腐・防蟻処理をする作業場へ。
奥に見える青いのが注薬缶でこの中で薬剤が加圧注入されるとのことです。
↓ これは丸太を桂むきにして薄い単板に樹脂含浸で乾燥させて寸法変化を抑える作業。
その後重ねて接着してプレスすると強くて丈夫な材料となり、ウッドデッキなどに使われます。(興味津々)
↓ トラック床板に使用されるアカシアがたくさん置いてある作業場。
↓ 木製サッシのコーナーにはたくさん展示がありました。
↓ 自社内にて研究施設を設けられており、このように耐候性を試験できる機械までありました!
この他にもたくさんの施設がありましたが、写真が間に合わず・・
とにかく広い・・歩き疲れてしまいました。慣れてないと絶対迷子になります。笑
いちばん気になるのはやはりサーモウッド処理のされた木製サッシ。
金物(引手や取っ手、鍵)は自由に選べるか、木の幅を薄くできるか・・などは気になるところです。
もちろん付加価値のある商品のためどうしてもこれが使いたいという方のためのモノなのだろうなとも感じました。
いつの日かそのときがきたらお見積もりいただいてみようかな♩
という感じで2日間の研修旅行はおしまいです。
気軽に参加表明したものの、社長さんたちの集まりだから気負いしてしまいそうになることもあり、、
でももう一人唯一の女の子と何とか乗り切ることができ、2日間楽しんで勉強できました!
主催いただいた萩原社長ありがとうございました^^
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